旅の途中

観てきました。昨日。
なにかと話題なようで、気になってしまったので。
東京だと今は日比谷と新宿でしかやっていなくて、前日にネットからチケットを取りました。
そして会場に行ったら肩をぽんぽんと叩かれ、振り返ると会社の先輩が！！
びびびびびっくりしました。
私がこの映画気になってるんですよって話をしたら興味を持ってくれたようで、来たとか。いやはや。
上映前と上映後、一緒に過ごしてちょっとお茶しました。なんか嬉しかったなー。

そして映画。
本当に、噂に違わず、3時間で12年の歳月が流れるという…。
6才だった少年が、いつの間にか高校卒業。
向こうの国では、やっぱり20才というより、18才なんですね。人生の節目というか、「大人」が。

劇的な何かが起きる訳じゃないけど、成長していく過程で主人公やお姉ちゃんが少し道を外れそうになったり、お母さんは異性関係に懲りないし、お父さんは悪い人って感じだったのにどんどん好感もてていくようになるし…。

なんていうか、時間の経過が不自然じゃない。
流れていく年数だけ、登場人物も歳を取っているわけで、物語と言うよりは、ひとつの家族の歴史を観ているようというか…。なんかほんとに映画っていうよりドキュメンタリーを観ているようだった。
本当に、こんな映画は観たことないって言ってるのが分かる。
それにしても15歳の時のメイソンが一番格好よかったなー、バンドやってそうだった。笑

メイソンが卒業式を終えて、家でそのパーティーしてて、お母さんと元夫と、お姉ちゃんと…って家族で写真撮るシーンはなぜだか泣きそうになったしなあ。
お父さんが本当に、私の中でとてもよかったな。本当に子ども想いなのはこの人だったんだじゃないかと思っちゃう。
うーん、なんか一言では言い表せないな。
だけどもう一度観たいって思う映画でした。12年てすごい。

あとは「ゴーン・ガール」とかも観たいな。
最近は声優の内山昂輝さんの影響で観たい映画が色々とあります。

それでは。