旅の途中

4年目にして4回目のPeace On Earthに行ってきました。
あまり長い時間はいなかったけど、やはりあの日のことを忘れないためにも、行かないよりは行って良かったと思います。
別に、あの震災で私は知人に何かあったとか、そういうことは一切ないわけですが、個人的な意識の問題として、毎年訪れているイベントです。
昨年、今年は一人で行ってるのでちょっと寂しいけど。笑

ドイツは記憶の国、日本は水に流す国。
ホロコーストのこととか、記念館があるらしいです。
広い敷地に、いくつものお墓があって、地下には3階建てくらいで資料館のような。
「我が国がやったことです」と、事細かに残しているそうで。
何百万人とか、一桁の数字まで、あと名前とかも出してるって言ってました。
それに比べて日本は、自分の国が行ったことについてはあまり触れないらしくて。
言われてみればそうなんだろうなって思いました。
広島の原爆ドームとか資料館は結構立派なものだけど、あれも被害者としての立場で作っていて、あれの裏側には日本が他国へ加害していた事実もあるわけで、そういうことは濁すんだとか。

ドイツで日本の原発関係の映画を上映したときに、言われたことは「なぜこんなに被害に遭っているのにやめないの？」ということだったそうです。
普通に考えてそうだよね、って話をしていました。
二度も三度も原子力による被害にあっているのに、それを止めないのはなんで？って他の国の人は思っているって、まあそりゃそうだよねって私も思いましたけど。

難しいことは分からないけど、こういう話を聴く機会ってなかなかないので、刺激をもらうというか。
うん。一人ひとりの行動が大事なんですね。選挙も行きましょう。いや行ってるけど。


そして、昨日はずっと観たかった『ジャージー・ボーイズ』を借りて観ました。
いやー良い映画でした。
何が良いって音楽がまずいいよね。もともとミュージカル作品だったものを映画化したということで、同じ役をしている役者さんもいるとのことで、いやはや歌が本当にうまいし演奏が良い。
耳に心地良い音楽です。
真実味があると思います。「天使の歌声」って言うのも嘘じゃないくらい歌うまいし…表情がまた良くて。
前に邦画の『BECK』観た時、ものすごい歌声って説明する割に、一切歌声披露されなかったのを思い出してね。笑
「君の瞳に恋してる」のシーンは本当に切なくて泣ける名場面です。ラブソングだけど、あのシーンは本当に良いな…。
からのグランドフィナーレが本当に最高。なんて楽しいんだ！って感じで、クリント・イーストウッドさすがです。
とか言ってイーストウッド作品、大して観てないんだけどね…。

色々と映画観たくなりました。
映画館でも、DVD借りてでも。観たいのたくさん。
休日が足りないよー。

明日は、明日だけは定時で帰れそうなので、それを励みにまたがんばろ。
長くなってしまった。ほいでは。