旅の途中

6月です。梅雨入り。
最近は読書にはまっています。
というか、『RDG』という本にはまっています。
レッドデータガールという本です。
小学生の頃に知った、割と好きな作家さんで、荻原規子さんの作品です。
もともと『空色勾玉』『白鳥異伝』『薄紅天女』という三部作で知ったわけですが、
なかなかに難しくも面白くて、今じゃあんまり内容覚えてませんが(笑)、
時代小説というか…古代というか…日本の古い歴史、呪い（まじない）とか霊とか、そういうのが出てくる世界というか…。
要はファンタジーです。
ファンタジーの児童書の、作家さんと言う感じです。

それがRDGは現代ファンタジーで、今まで作品名だけ知っていたけど、
連載ものだったし長いしで手を出していませんでした。
ところがどっこい、アニメをやっていたことを知り、そこに私の好きな声優さんが主役級の役で出ていたのを知り、俄然興味がわいてきたというわけで。
好きなもの×好きなものだったら読むしかないと思って。

そして読み始めたら面白い面白い。
全部で6巻出ていますが、今3巻です。
文庫本1冊読むのに大体1か月かかる私が、2日で読み終わったりとかして。
本読むのは好きなんですけど、基本通勤時間は座れたら寝る、立って乗る電車の10分くらいの時に本を読むって感じなので1か月とかかかっちゃうんですけど、そんな私が、座ってても読みたい、と思うので行き帰り読める時は読んじゃうのです。

それに児童書向けだからか、荻原さんの作品だからか、とっても読みやすいのもある。
すいすいすいすい読めちゃう。
とても面白いです。
現実味がないというかファンタジーだからそうなんだけど、久しぶりにファンタジーの世界に足を踏み入れ、懐かしい感じと楽しい気持ちで読んでいます。
伊坂さんとか、吉田修一さんとか、ミステリーとかそういうのが多かったので。
たまにはこういうのもいいなと再認識。

6巻もあるからって手を出していなかったのが、本当もったいなかったです。
こうして出会えてよかったと思います。
好きなものが好きなものを引き寄せてくれるということも、あるんだな。

1,2巻は読み終わっているので、その部分のアニメを借りてきました。
観るの楽しみ。

こんなに本を読みたいと思うのは久しぶりなので、読んでいる時間が楽しいです。
さてはて今日もアニメ観て本読んで、楽しもうと思います。

それでは。